☆ドラゴン桜 概要
『ドラゴン桜』(-ざくら)の原作は、2003年から講談社の漫画雑誌「週刊モーニング」に連載された三田紀房の漫画です。
さまざまな受験テクニックや勉強法が紹介され、和田秀樹の著書「受験は要領」や福井一成の著書「一発逆転○秘裏技勉強法」以上に受験業界で話題を呼んでいて、一話ごとに、受験に臨む心がけなども紹介されているなど、受験生必読の漫画となっています。
子育てに関するエピソードなども盛り込まれており、単なる受験を扱った漫画ではなく、広い意味での教育について取り上げています。文中では、桜木が現実の厳しさを生徒に教え、高校生や学生に、「何の為に勉強をするのか」という重大問題の答えを出せるよう導いていっています。
ちなみに『ドラゴン桜』とは、作品の舞台である龍山高校の『龍』と「サクラサク」など”合格”を意味する『桜』から来た造語で、来年の4月に東大に合格しようという意思の表れとも取れます。
第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞するなど、漫画界で高い評価を得ています。
ドラマでは、原作の受験テクニックよりも、主人公たちの受験を通して成長していく姿に重点を置き、シナリオ・構成的にも、テーマに絞り込んでおり、かなりしっかりした作りこみをしています。
不必要な恋愛要素などを盛り込まなかった事が、功をそうしている反面、原作を離れた最後2回の出来は、ドラゴン桜の東大に入るというテーマを無視し、本来の受験環境を無視した駄作とも言われ評価が分かれるところです。
(例 受験票確認の時間を15分ほども取る、東大に合格していながら蹴って弁護士になろうとする生徒が出る -「貧しくても奨学生など色々手はある」という批判など)
ドラマ化をきっかけに、モデルとされた人たちから関連書が次々と発売されたり、既刊書籍に主人公の絵をあしらった帯が巻かれるなど、その影響力は大きなものとなっています。
大手3大予備校が2005年11月に実施した東大模試の受験者数がそれぞれ前年比9%から20%増であったことが、2005年12月の読売新聞で報じられた理由について、各学校の担当者は『ドラゴン桜』について言及し、各予備校は本作の影響を無視できないものと述べていました。
門前払いの制度があるため二次試験受験者数が増えたわけではないのですが、具体的には、2006年度東京大学の志願者数は前年と比較して前期で321人、後期で356人増えています。
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